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亀甲竜の自生地を知る!

亀甲竜の自生地

亀甲竜の実生を初めて経験し、腰水をする期間がよく分かりませんでした。そこで、腰水の目安を知るため、自生地の環境を調べました。

亀甲竜の自生地は広く、南アフリカの西ケープ州クランウィリアムから、東ケープ州ウィローモアにかけての、アフリカ大陸南端部一帯に分布しているそうです。

自生地の環境

特に西ケープ州は、典型的な地中海性気候。夏は乾燥し、冬に雨が多いです。

また、春から夏にかけて、「ケープ・ドクター」という冷たくて強い風が吹きます。この風が、熱さや加湿を和らげてくれます

また、日照時間が長い一方で、一日中霧がかかっているという特徴もあります。この霧のおかげで、直射日光が避けられるという最適な環境が整っています。

範囲が広すぎていまいち把握しきれないので、3地点をピックアップして比較します。

  • クランウィリアムは典型的な西ケープ州の気候のようです。冬に降水量が多く、夏は乾燥します。冬型の亀甲竜にぴったりの気候だと思います。

  • ウィローモアは夏に降水量が多く、日本に似た四季の変化があります。ただ、日本の夏とは違います。夏でも平均20℃程度で、30℃を超えることはありません。そのため、日本の夏に自生地と同じ量の水をやるのは厳禁です。

  • ラングズバークは、2地点の中間のような気候です。気温の変化は他の2地点とほぼ同じで、年中雨が降っているような感じです。

まとめ

○自生地を調べてみて、分かったこと
 ・最低気温は全ての地点で3℃以上
 ・雨季は概ね8か月程

これらのことを踏まえて、最低5℃を下回らないようにし、真夏の7月・8月だけ断水し、他の月は様子を見ながら水やりをしようと思います。