元の状態
左が購入直後で、右が株分け前の状態です。
少し日焼けしていますが、特に状態が悪いところはなく調子は良かったです。
無理に株分けする必要はないです。むしろ、アトロフスカミュータントに関しては、分頭したまま育てて群生株に仕立てて楽しむ方も多いと思います。
ただ、分頭した影響で、中心にある新葉が潰れてしまっていたり、内側を向いていたりするのが個人的にどうしても許せず、解体することにしました。
最終目標は、葉がきれいなロゼット状に広がることです。
※余談:購入時の根の整理
少し話は逸れますが、購入して植え替えをする際、根の整理もしてみてください。
茶色くカサカサになった古い根を取るのはもちろん、軸が黒ずんでいたら、重症化する前になるべく早く、ナイフなどで黒い部分を取り除いてください。
そうすることで、腐っていた場合、株全体に広がることを防げますし、切った部分から新しい根がどんどん生えてきてくれます。
実際私も実践していますが、画像の状態から約4ヵ月後、株分けのために株を抜いてみると、切った部分から新しい根が3本程生えていました。(画像を撮り忘れてしまい、証拠が無くて申し訳ないです…)
不安の中、いざ株分け
株分けをするにあたり、ある懸念が。それは、上手く分けられなかった場合、株がバラバラになり修復不可能になってしまうことです。
これを防ぐためには、株を切る位置や下葉を取りすぎないことに注意することが重要だと思います。
株分けの方法はシンプルで、切りたい部分にテグスを一周させ、引っ張って切るだけです。
株分けの結果、画像のような2株になりました。どちらの株にも、しっかりと根を付けることができました。
しかし、今まで潰されていた葉が小さく、形が歪なのでまだ成功とは言えません。今後、成長するにつれて整ってくれることを願います。